海外での発売から少し遅れる形で国内でもZenfone 3の発売が始まりましたね。
ASUSの製品はいつもコスパが良くて感心しますが、格安スマホが欲しいならこのZenfone 3も当然候補に入ることでしょう。
今回は私が実際に購入して一ヶ月ほど使ってみた感想や機能の紹介を中心にレビューしていきます。
Zenfone3の仕様とスペック
機種名 | Zenfone 3 |
OS | Android6.0 |
ディスプレイ | 5.2インチ(Super IPS) |
プロセッサ | Snapdrogon625(2.0GHz) |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
カメラ | アウトカメラ:1600万画素 インカメラ:800万画素 |
バッテリー | 2650mAh |
サイズ | 146.8mm×73.9mm×69mm |
重量 | 約144g |
ミドルレンジクラスのスマホとしては十分なスペックですね。
Zenfone 3を開封
早速、Zenfone 3を開封していきましょう。私はノジマオンラインで購入しました。ノジマオンラインは12か月分割払いでの金利手数料が無料になるのが魅力的ですね。
高級感あるパッケージ。開けるだけでドキドキします。
開封するといきなりZenfone 3本体が登場!
手前に若干見えている矢印のビニールを引っ張ってスマホ本体を取り出します。
その下には説明書と付属品が入っています。
イヤホンとイヤーピース。音質もつけ心地も可もなく不可もなくという感じでした。
USB電源アダプタ。
USB Type-Cケーブル。ケーブルが太めなので持ち運びには向いていないかも。
大きく変わった見た目と素材
これまでのZenfone 3とは違ってかなり洗練されたデザインになっていると思います。質感もZenfone 2とは全く違っており高級感を感じます。
5.2型のディスプレイでZenfone 2の5.5型に比べて小型化しているものの、持った時にはさほど違いを感じませんでした。
全体的にフラットな形になっていて持っていても落としづらくなっていると思います。
SIMやmicroSDの出し入れが楽に
Zenfone 2まではSIMやmicroSDを出し入れしようとすると背面カバーを外さなければいけませんでした。これが結構大変で、割と力を要したので力の弱い女性だと特に大変だったのではないかと思います。
説明書の部分にASUSロゴがデザインされたピンが刺さっています。これでZenfone3のSIMやmicroSDを出し入れします。
ディスプレイ向かって左側に小さな穴があるので、そこに差し込んで動かしてみます。最初はトレイを開けるまで苦戦しましたが、コツをつかむとすぐに開けることができるようになりました。
私はmicroSIMとmicroSDをトレイに入れています。microSDを入れている際にはZenfone 3のデュアルSIMを実現できないのが難点。「microSIM+microSD」か「nanoSIM+microSIM」の2パターンのみとなります。
指紋認証センサーを初搭載。感度も良好!
Zenfone 3には新たに背面に指紋認証用の認証用のセンサーを搭載しています。これによって従来はできなかった指紋認証でのデバイスロック解除が可能になったのです。
実際に指紋を登録してみました。
設定メニューから指紋登録用のページを開きます。このように指示されるので従って進めていきましょう。
指は何度か乗せたり離したり、位置をずらしてみたりを繰り返すことで正確な指紋を記憶してくれます。やってみるとこれが結構楽しい。
私は普段からスマホにロックをかけていないのでこの機能は使っていませんが、指紋センサー搭載のおかげでロック解除が楽になりそうでいいですね。
カメラ性能も格段にアップしたZenfone 3
Zenfone 3はソニー製のセンサーを搭載することでカメラ機能も強化されています。背面カメラは1600万画素でオートモードでも十分綺麗に撮れるし、Zenfone2と比べると格段に焦点が合いやすく、そのスピードも早くなっています。
カメラの撮影モードはかなり充実しています。見えていないですがこの下にもユニークな撮影モードもあるので撮るのが楽しいですね。
実際にZenfone 3で何枚か撮ってみました。全てオートモードでの撮影で無加工です。
Zenfone3を項目別にレビュー
デザイン
デザインはかなり好みです。背面のガラスボディと側面が金属素材になったおかげで質感はグッと良くなりました。
携帯性
Zenfone2のような背面のカーブがなくなったのもあってポケット等に入れるにも収まりが良いです。
フラットなボディなのでコンパクトで持ちやすいですね。
ボタン操作
Zenfone 2は電源ボタンは筐体上部、音量ボタンは筐体背部についていてどちらも押しづらかったのですが、Zenfone3では電源ボタンも音量ボタンも筐体右側面についていて押しやすいです。
ただ、電源ボタンはもう少し上側に付いていた方が押しやすくて良かったように思います。
文字変換
ATOKがプリインストールされていて、日本語の入力もしやすいです。ZenfoneシリーズはいつもATOKが標準で付いているのがいいですね。
レスポンス
かなりサクサクでいいですね。
メモリが3GBあるのでかなり余裕を持って動いてくれてる感じがあります。
メニュー
ASUS独自のZenUIを採用しているので初めてZenfoneを使う人からしたら慣れるまでは大変かもしれませんが、慣れるとかなり使いやすいですね。
ZenUIのテーマも豊富にあって好みのテーマを選ぶことができます。
画面表示
液晶は綺麗です。
まあ、最近はどのスマホでも同じように綺麗なのでここは言うことがありませんね。
通話音質
人ごみだと相手からの声が聞こえにくい時があります。
バッテリー
フル充電の状態で朝持って外出すると、夜寝る時まで無充電で大丈夫です。ヘビーに使わなければ一日中モバイルバッテリーいらずです。
充電スピードもかなり早いですね。体感ではZenfone 2に比べて2倍くらいのスピードで充電できているような気がします。
Zenfone3と合わせて購入したいアクセサリ
スマホを買う時には、①液晶保護フィルム、②本体ケースの2点を買う方は多いと思いますし、私も実際に購入しました。
私が購入したものや調査したことも含めておすすめの商品を紹介しておきます。
フィルム
液晶保護を目的としたフィルムには一般的なフィルムとガラスフィルムの主に2通りあります。今回はそれぞれをピックアップしてみました。
ラスタバナナ ZenFone 3 ZE520KL フィルム
Amazonだと518円(2016/11/24時点)で買えるコスパの良さが特徴なフィルム。
貼りやすくて触り心地もいいので文句の付け所がない良いフィルムです。背面のカメラ部分用の保護フィルムも付いているのが嬉しいですね。
画面がカーブしている影響で少し画面に比べてフィルムの幅が小さいので注意。
フィルムは安いもので十分
手先が不器用でも綺麗に貼れるフィルムがいい
Perfect Shield ASUS ZenFone 3
パッケージは安っぽさがありますが、フィルム自体は割と厚めで貼り直しがしやすかったです。
指紋も全く目立たないし、反射もしないので液晶の汚れ等が気になる人にはもってこいなフィルムですね。
一度で綺麗に貼れる自信がない
指紋が目立たないフィルムがいい
WANLOK ZenFone3 ガラスフィルム
引用:https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/7132yk1p5kL._SL1110_.jpg
実際には買えていないですがAmazonでの評価が高かったので紹介。
一般的なフィルムに比べて高いものの、ラウンドエッジ加工(液晶がカーブしていること)でガラスフィルムが貼りづらいZenfone3にもフィットするような構造になっているので安心ですね。
たとえカッターで切りつけても傷がつかない硬度9H仕様になっているので傷がつきづらくて安心。
スマホをタフに使うから強靭なフィルムがいい
すぐに液晶に傷やヒビが入ってしまいがちな人
ケース・カバー
ケース類の種類が充実しているとは決して言えないZenfone 3ですが、少ないながらいいケースもあるので紹介します。
レイ・アウト ASUS ZenFone 3 ZE520KL ハードケース
私はZenfone 3の美しい見た目を損なうことのないケースが良かったので、ハードケースを選びました。
本体にぴったりとフィットしますし、文句の付け所がないしっかりとしたケースです。カラーバリエーションはクリアの他にもブラックとホワイトがあるので自分好みのものを選べるでしょう。
Zenfone 3のデザインを損なないケースがいい
かさばらないケースがいい
shizuka-will- 2WAY 手帳型ケース
引用:https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/61HmjLVrfbL._SL1000_.jpg
スマホケースなら手帳型を選ぶ方も少なくないはず。
どうしても高くなりがちな手帳型ケースの中でも安くてコスパが良く、Amazonレビューの評価も高く人気のあるケースです。
スマホ以外にも収納できるケースがいい
スマホをしっかりと保護するケースがいい
他にもあると便利なもの
Anker USB-C & Micro USBアダプタ
Zenfone 3ではUSB端子がType-Cタイプ対応になっています。しかし、まだまだType-Bタイプの機器の方が多く流通していて、その都度Type-BとType-Cのケーブルを持ち運ぶのはかさばるし面倒くさいですよね。
そんな悩みを解決してくれるのがこのアダプタ。これさえあればType-BのケーブルをType-Cに変換できます。あると便利なので同時購入をおすすめします!
Zenfone3を安く購入する方法
Zenfone 3は最安値でも42780円(税込)しますが、それより最大18816円引きで購入する方法があります!
その方法とはNifMoのキャッシュバックキャンペーンを使うことです。
NifMoでは元々Zenfone3を40824円(税込)で買えるので、これだけでも2000円近く安いのですが、以下のNifMoのキャンペーンが適用されることでそこからさらに安くなるんですよね。
10GBプランの契約は現実的にする方は少なそうですが、音声通話対応タイプで3GB、もしくは5GBのプランで契約するという場合は多いでしょう。10100円もキャッシュバックされるので、Zenfone 3が実質33964円(税込)で買えるということです。
このキャンペーンは公式サイトからの申し込みでは適用されず、下記ボタンからのお申し込み限定ですのでご注意ください!
【総評】Zenfone3は価格に見合わず魅力的なスマホだった
Zenfone 2ではまだまだ格安スマホらしい課題をカメラ性能や、処理能力で感じる点も多々ありましたが、Zenfone 3ではそこで感じた課題の多くがクリアされていますね。
Zenfone 3では上位モデルにDeluxeやUltraなどがあり一見ミドルレンジクラスなのかと思いきや、実力はそれ以上のものがあります。
デュアルSIMとデュアルスタンバイに対応しているので使い方次第では携帯料金を抑えられることにもなります。ただ、SIMカードやmicroSDカードの組み合わせが限られてしまうのが難点。
バッテリー持ちが良く充電スピードも早いし、カメラ性能も良いから日常生活でも使いやすく、また、課題もあまり感じることがないほど完成されているので購入を検討してみることをおすすめします。