僕はエンジニアとして、個人的に案件を受注しながら仕事をしています。
もともと大学が情報系なので授業でプログラミングを学んではいましたが、学ぶレベルは実践レベルと程遠かったのでほぼ初心者としてプログラミングスクールに通い、スキルを伸ばしてきました。
プログラミングを学びたいという人は年々増えているため、それに比例してプログラミングスクールも増えてきています。スクールの数が充実するのはいいことなのですが、その一方でどのプログラミングスクールがいいのか分かりづらい。
そこで、実際にいくつかのプログラミングスクールに通った僕が、プログラミング初心者にも分かりやすいように目的・タイプ別、価格、また、周りのエンジニアからの口コミも交えながらオススメのスクールを紹介します。
プログラミングスクールを選ぶ上での3つのポイント
たくさんのプログラミングスクールがありますが、価格も決して安くないところが多いですし、通い始めてから後悔しないようにも自身のプログラミングを学ぶ目的はしっかりと決めておくべきです。
プログラミングは”コトバ”と同じです。
例えば、フランス語を学びたい人が英会話教室に通っても当然英語は話せるようになりませんよね。プログラミングにもたくさんの言語がありますし、学ぶ言語選びは大切です。それらを踏まえて、以下の3つのポイントを明確にしてから、プログラミングスクールを選ぶ必要があります。
・受講環境はオフラインかオンラインか
・プログラミングを学習してどうなりたいか
・どんなサービスを作りたいか
それでは、一つ一つ解説していきますね。
受講環境はオンラインかオフラインか
プログラミングスクールの受講環境には2つあります。
・学習塾のように教室が用意されているところ(オフライン)
・Skypeやチャットなどを用いたオンラインでの受講(オンライン)
オフライン型プログラミングスクール
講師やメンターが直接教えてくれるので、プログラミングをやっているときに分からないことがあったときにはすぐに聞いて解決することができます。
また、スクールによってはグループワークを用いているところや、他の生徒と競わせたり、協力させるような形を取っているスクールもあります。
さらに、教室にはたいてい自習室のようなスペースがあり、プログラミングに集中して取り組めるので、家ではつい怠けてしまうような人にはもってこいでしょう。
プログラミングを始めたての頃は、予期せぬエラーで困ることが多いですし、切磋琢磨する仲間がいることで頑張れるということもあるので、僕はこのオフライン型のプログラミングスクールがおすすめします。
教室だけではなく、家などの教室を離れた場所でもSkypeやチャットで質問対応してもらえるところが多いので、自宅学習と教室学習をうまく組み合わせながら学ぶことができます。
そうは言っても、このような教室を構えているプログラミングスクールは基本的に都市部にしかないため、地方ではそもそも選択肢に入らないかもしれません。
オンライン型プログラミングスクール
オンライン型プログラミングスクールのメリットはどこでも受講できることです。場所に関わらずプログラミングを学ぶことが可能。
基本的にはチャットやSkypeなどのビデオ通話を使っての質問対応になります。完全にオンライン型のスクールは教室がない分、受講価格も抑えめなことが多いです。
質問をすればその場で返ってくるオフライン型スクールとは違い、オンライン型スクールでは質問が返ってくるまで時間がかかってしまうのがデメリット。ただ、夜質問すると朝返ってくるようなスピード感で対応してくれるところが多いので、そこまで気にならない人も多いかもしれません。
プログラミングを学習してどうなりたいか
プログラミングを学んでどうなりたいかという目的はしっかりと決めておくとスクール選びがしやすくなります。だいたい以下の3通りが多いのかなと思います。
・IT企業に就職、転職するため
・ITで起業するため
・作りたいサービスがあるため
プログラミングスクールによっては、就職や転職サポートを行っているところもありますし、起業家を多く輩出していて起業サポートを行っているようなスクールもあります。プログラミングを学んだ先の目標はしっかりと考えておきましょう。
どんなサービスを作りたいか
プログラミングスクールで学び、プログラミングスキルを伸ばせば日常生活で使っているようなITサービスが作れるようになります。
・スマートフォンアプリ
・Webアプリ
・WordPressを用いたサイト
上記は一例でプログラミングで開発できるものはたくさんあります。しかし、例えばスマホアプリとWebアプリでは開発時に利用するプログラミング言語が一般的に異なります。スマホアプリの中でも一般的にはiOSかAndroidかでまた言語が異なりますし、具体的に何を作りたいのかはしっかりと決めておくべきです。
よく勘違いされているのですが、プログラミング言語は一つではなくいくつもあるので、一つの言語を学んだら何でも作れるようになるわけではありません。
おすすめのプログラミングスクールトップ11
1位 TECH::CAMP(テックキャンプ)
プログラミングスクールではもっとも知名度があるのではないかと思います。
僕も以前通っていたことがあり、周りの友人にもTECH::CAMPでプログラミングを学びエンジニアになった人が多いですね。
TECH::CAMPの他のプログラミングスクールとの大きな違いは、コースがないこと。Webサイト制作やWebサービス開発、
カリキュラムが常に更新されているので、指示通りカリキュラムを進めて行く中では不可解なエラーが起きるということもありません。
基本的にはカリキュラムがオンライン上で閲覧できるのでオンラインベースで学習を進めることができますが、教室もあるのでメンターに質問しながら進めることも可能。
TECH::CAMPのおすすめポイント
・卒業生に転職、起業した人が多数
・全国各地に教室がある
TECH::CAMPの受講スタイル
教材は全てオンライン上にあるため、教室での受講か、教室に通えない場合はオンライン受講。質問は教室、オンラインのどちらでも可能です。
教室は全国に10校と業界最多。どの教室も駅近なので、学校・仕事帰りにも立ち寄りやすいです。
関東 | 渋谷 |
新宿 | |
池袋 | |
東京駅前 | |
御茶ノ水 | |
早稲田 | |
中部 | 名古屋 |
近畿 | 梅田 |
三宮 | |
九州 | 天神 |
TECH::CAMPで学べる言語・内容
・Webサービス開発(Ruby on Rails、Git)
・VR・3Dゲーム開発(C#、Unity)
・デザイン(Illustrator、Photoshop、Sketch)
・AI(人口知能)入門(Python)
・実践ビジネススキル講座
これらのことが追加料金なしで全て学び放題。ここまで多くの分野を学べるのはTECH::CAMPしかないですね。
TECH::CAMPの料金
入会金 | 128000円 |
月額料金 | 12800円(初月無料) |
TECH::CAMPの料金プランは独特で、入会金と月額料金制になっています。入会金は128000円と割高に感じますが、初月は月額料金が無料で、それ以降は月額12800円という低額な料金設定。いつでもTECH::CAMPのアップデートされていくプログラムをその料金で追加受講できることを考えるとお得です。
無料説明会・体験会もやっているのでまずはそこから参加してみてはいかがでしょうか。
2位 TechAcademy(テックアカデミー)
とにかく受講コースの数が豊富。自分の学びたいことをしっかりと絞って学ぶことができるため、知名度と人気があります。TechAcademyからエンジニアになった友人もかなり多いです。
さらに、受講後には自分の作ったプロダクトを応募できるオンライン上でのコンテストやDemo Dayもあり、起業家などのプロに評価される機会も。
TechAcademyは全てオンライン上での受講になり、週2回のマンツーマンメンタリングなど、オンラインサポートはどこよりも手厚くなっています。
TechAcademyのおすすめポイント
・セット割でより実践的な内容をお得に学べる
・受講生限定の転職支援サービスあり
TechAcademyの受講スタイル
教室はなく、完全にオンラインでの受講になります。
課題レビューは無制限、15時から23時までチャットでの質問サポートもあるので時間をフルに使って学習が可能です。
TechAcademyで学べる言語・内容
・PHP/Laravelコース(PHP/Laravel、HTML/CSS、SQL、Git/GitHub、Twitte Bootstrap、Heroku)
・フロントエンドコース(HTML/CSS、Bootstrap、Firebase、Javascript/jQuery、Web API、サーバー)
・WordPressコース(WordPress、PHP、HTML/CSS、サーバー)
・iPhoneアプリコース(Swift、Git/GitHub、Xcode、Firebase)
・Androidアプリコース(Java、Git/GitHub、Android Studio、Firebase)
・Unityコース(Unity、C#、Git/GitHub)
・はじめてのプログラミングコース(HTML/CSS、SQL、PHP)
・Webデザインコース(Photoshop、Cacoo、Javascript/jQuery、HTML/CSS、Git/GitHub)
・UI/UXデザインコース(Photoshop、Prott、Sketch)
・HTML/CSSトレーニング(HTML/CSS)
・Bootstrapコース(Bootstrap)
・GitHubコース(Git/GitHub)
・Javaエンジニアコース(Java、MySQL、Eclipse)
いずれも設定最低期間(ほとんどが4週間)での受講価格。
TechAcademyの料金
コース名 | 料金(社会人/学生) |
---|---|
webアプリケーション | 129000円/79000円 |
PHP/Laravel | |
フロントエンド | |
WordPress | |
iPhoneアプリ | |
Androidアプリ | |
Unity | |
はじめてのプログラミング | 79000円/59000円 |
Webデザイン | |
UI/UX | 99000円/59000円 |
HTML/CSS | 49000円/39000円 |
Bootstrap | |
Git/GItHub | |
Javaエンジニア | 59000円 |
フロントエンドやAndroidアプリ、WordPressに特化したコースを設けているプログラミングスクールはほとんどないので、これらを学びたい人はTechAcademyが大きな候補になるでしょう。
コースが多くて迷うかもしれませんが、Webのアプリケーションを作りたいなら「Webアプリケーションコース」、Webサイトやアプリケーションの見た目の部分を作りたいなら「フロントエンドコース」がおすすめです。
TechAcademyでは、無料の動画説明会に加えて無料体験を行っています。この無料体験でも簡単なWebページが作れるレベルまで学べて、有料コースと同じようにサポートを受けながら学習を進めることができます。まずは、無料体験から始めてみるのがいいですね。
3位 CodeCamp(コードキャンプ)
CodeCampは完全オンライン型で、Googleのハングアウトというテレビ電話を使っての講師と1対1でのレッスンであることが特長。
大手企業などで経験を積んだエンジニアの講師とのマンツーマンレッスンでは、質問などもしやすくプログラミング初学者に優しい学び方になっています。
レッスン時間は午前7時から夜23時までと幅広く設定してあるので、通学通勤前や帰宅後にもレッスンを受けることができます。
就職、転職者向けのコースも用意されており、キャリアサポートまでしてくれるのも嬉しいポイントですね。
CodeCampのおすすめポイント
・企業研修導入200社以上の確かな実績あり
・キャッシュバック制度があり、就職・転職サポートも厚い
CodeCampの受講スタイル
教室はなく、完全オンライン型のプログラミングスクールです。
Googleハングアウトを利用したマンツーマンレッスンは1回40分の完全予約制で、希望の時間に予約が取れないということもまずありません。
CodeCampで学べる言語・内容
・Rubyマスター(HTML/CSS、Javascript/jQuery、Ruby on Rails)
・アプリマスター(Java、Swift)
・デザインマスター(Photoshop、Illustrator、HTML/CSS)
・Javaマスター(Java)
CodeCampの料金
入学金:10000円
コース名 | 料金(1ヶ月/ 6ヶ月) |
---|---|
Webマスター | 148000円 / 298000円 |
Rubyマスター | |
アプリマスター | |
デザインマスター | |
Javaマスター | |
プレミアム(上記5コース受講可能) | 178000円 / 328000円 |
毎日まとまった時間が取れる方は1ヶ月コースでカリキュラムを終わらせることができると思いますが、そうでない方には6ヶ月コースをおすすめします。
また、1コースの学習参考時間が120時間なことを考えると、もしプレミアムコースでいくつかのコースを学習するなら1ヶ月コースではなく、6ヶ月コースにした方が無難ですね。
CodeCampのアプリコースでは、Androidアプリ開発とiPhoneアプリ開発の両方を学べるという珍しいカリキュラムが用意されているので、スマートフォンアプリのエンジニアになりたいならCodeCampがマッチするでしょうね。
実際のレッスンを一度受けることができる無料体験レッスンもあるので、マンツーマン指導が自分に合うのか是非確かめてみてください。
4位 DIVE INTO CODE(ダイブイントゥコード)
DIVE INTO CODEは、授業形式での受講で同期とともにディスカッション形式で進めていきます。
もちろん、授業だけでは全て網羅できないので、授業までのステップとして自習をする必要があり、DIVE INTO CODEのオンライン学習サービスで学習します。
自主的に勉強会の開催が推奨されていたり、同期とともに学ぶという姿勢を大切にしています。また、チーム開発も行うため実践的な開発を学ぶことが可能。
アウトプットの場としてDEMODAYもあり、開発したアプリケーションを外部の投資家や現場のプロから評価を受けることができます。
まさに実践に即した形で学ぶことができるプログラミングスクールです。
DIVE INTO CODEのおすすめポイント
・チーム開発も経験できる
・卒業後のサポートが充実
DIVE INTO CODEの受講スタイル
東京の渋谷にある教室での受講がメインですが、遠方の場合はオンラインでも受講可能。
教室での授業は隔週の土曜日曜いずれかの2時間で、教室でのメンタリングは毎週木曜日以外の10:00~22:00。オンラインでの質疑応答にも対応しています。
DIVE INTO CODEで学べる言語・内容
・エキスパートAIコース(Python、Git/GitHub、TensorFlow、Keras)
・DIC Railsチュートリアルコース(Ruby on Rails、Git/GitHub、Heroku)
DIVE INTO CODEの料金
コース名 | 料金 |
---|---|
即戦力 | 298000円(6ヶ月) |
エキスパートAI | 498000円(6ヶ月) |
DIC Railsチュートリアル | 198000円(2ヶ月) |
AIについて学べるプログラミングスクールは他にほとんどないですが、DIVE INTO CODEではAIの理論から丁寧に学べるためAIについて実務でも使えるレベルまで学べます。AIを学びたいならDIVE INTO CODEが候補になることでしょう。
即戦力コースは500時間、エキスパートAIコースは1000時間の学習が目安になっているので、まさに実務で生かしたい人向けの内容の濃さになっています。少しプログラミングを学びたいという人にはRailsチュートリアルコースがいいですね。
ホームページ上の内容では分からない部分も多いため、教室かSkypeで行っている無料の説明会で詳しく聞いてみてから検討してみるといいでしょう。
5位 WebCamp(ウェブキャンプ)
WebCampではバディー制度というものが設けてあり、プログラミングのスペシャリストによるマンツーマンサポートが受けられます。これによって一人一人に合わせた効率の良い学習を進めることが可能。
渋谷にある教室の開放時間は11:00~23:00までと業界でも最長で、その教室で自分だけのカリキュラムを進めていくという形になります。
WebデザインとWebプログラミングの2つのコースで、料金も業界ではかなり安価。学生料金もあるので、学生にも通いやすくなっています。また主婦・ママ向けのママコースもあります。
WebCampのおすすめポイント
・毎日11:00~23:00と業界最長の教室利用時間
・業界の中でも安価に受講可能
WebCampの受講スタイル
渋谷に教室があり、WebCampとしてもそこに週3日以上通える人の参加を推奨しています。WebCampの良さを生かすためにもオンラインでの受講ではなく、教室に通っての受講がいいでしょう。
WebCampで学べる言語・内容
・Webプログラミング(Ruby、Ruby on Rails)
WebCampの料金
コース名 | 料金(社会人/学生) |
---|---|
Webデザイン | 118000円 / 59800円 |
Webプログラミング |
無料体験会に加えて、受講開始後8日以内であれば全額返金保証もあるので気軽に受講開始できるのはいいですね。
転職保証付きのWebキャンププロもあるので、転職希望ならこちらを受講するのが良さそう。
Webサイトにはコースの詳細についてあまり詳しく書かれていないので、まずは無料体験会に参加して詳しい内容を確かめるといいでしょう。
6位 ELITES
ELITESは一人前のエンジニアになるためのキャリアパスをしっかり考えて設計されたプログラミングスクールで、2~4週間のELITES TRIALと4ヶ月のELITES 本科コースを通じて技術を高めていきます。
時間にとらわれることなく学べるように、課題の管理をはじめカリキュラムはオンラインで行うなど学びやすい仕組みになっています。週次メンタリングで受講サポートの体制も万全です。
ELITESのおすすめポイント
・転職支援サービスあり
・料金とプラン設定がわかりやすい
ELITESの受講スタイル
オンラインでの受講。質問はチャットなどで対応してもらえます。
新宿駅近くのラウンジを利用して学ぶことも可能。
ELITESで学べる言語・内容
・ELITES本科コース(HTML/CSS、JavaScript、jQuery、Ruby、MySQL、Slack、Linux)
ELITESの料金
コース | 料金 |
---|---|
ELITES TRIAL(1ヶ月) | 30000円 |
ELITES 本科(4ヶ月) | 350000円 |
エンジニアとしての能力をしっかりと身に付けたいなら、ELITES TRIALに加えてELITES本科コースでも学ぶべきですね。本科コースは入学審査があるため、その分質も担保されています。
無料相談もあるので、一度話を聞いてみるといいでしょう。
7位 クリエイターズハイブ
クリエイターズハイブの他と違うところは、選抜試験があるという点。誰でも入れるプログラミングスクールにはしておらず、また日本IBMが特別協力しているため高品質なサポートを提供しています。
数あるプログラミングスクールの中でもかなり実務向けに設計されており、実務効率化のツールに関する内容にまで講義が及んでいます。
就職サポートや独立支援サポートだけでなく、起業にあたってのIBMによるサポートが提供されており、起業したい人向けにこういうサポートがあるプログラミングスクールは珍しいですね。
クリエイターズハイブのおすすめポイント
・選抜制で高い質の講義、サポートを受けることが可能
・就職や独立サポートだけでなく起業サポートも受けられる
クリエイターズハイブの受講スタイル
新宿か表参道か大阪にある教室での受講になります。
クリエイターズハイブで学べる言語・内容
・フロントエンドコース(HTML/CSS、Bootstrap、PHP、CakePHP、MySQL、Git/GitHub、gulp、SASS、Emmet、Photoshop、Illustrator)
・フィンテックコース(HTML/CSS、Bootstrap、Git、PHP、CakePHP、MySQL、JavaScript、node.js、ethereum、BlockChain、AWS)
クリエイターズハイブの料金
コース(6ヶ月) | 料金 |
---|---|
全コース | 432000円 |
プログラミングを生かした仕事をしたい人にはかなりおすすめなプログラミングスクールです。新宿か表参道か大阪の教室に通えない人には受講ができませんが、定員も10人という選抜制での受講になるので日程調整等も柔軟にしてくれます。
フィンテックに関するコースをやっているところはここ以外に見たことがないので、フィンテックについて学習したいならクリエイターズハイブですね。
学べる内容はかなり濃いですが、クリエイターズハイブの受講者の9割がプログラミング未経験者なので経験がなくても問題ありません。
8位 G’s Academy(ジーズアカデミー)
ジーズアカデミーはデジタルハリウッドが運営しているプログラミングスクールです。
週末集中コース、フルタイム総合コース、全国開催集中レッスンと3つのコースに分かれており、生活リズムに合わせてコース選びが可能。就職や独立に重点を置いているので、企業からのサポートやシードアクセラレーターによるバックアップもあり、起業を目指している人にも嬉しいですね。
メンターにはマイクロソフトやサイバーエージェント、メルカリなどの社員の方がメンターについており、受講期間の終盤にはコードレビューをしてもらえます。こんな優秀なエンジニアにコードレビューしてもらえる機会はそうそうないので貴重ですね。
ジーズアカデミーのおすすめポイント
・授業料は入学後5週間してからの後払い
・起業サポートが手厚い
ジーズアカデミーの受講スタイル
表参道の教室での授業がメイン。あとは、コースによりますがオリジナル映像教材を用いて予習・復習をして授業に臨むというスタイルです。
インプットしたことを元に、自分でプロダクトを作ってメンタリングを受けながら完成度と技術を高めていくということになります。
ジーズアカデミーで学べる言語・内容
・週末集中コース・Nativeアプリディベロッパーコース(HTML/CSS、jQuery、Firebase、GitHub)※4ヶ月
・フルタイム総合コース(GitHub、Linux、Node.js、React、Swift、Unity、three.js)
・全国開催集中レッスン・Webプログラミングコース(HTML/CSS、JavaScript、BaaS)
・全国開催集中レッスン・PHPプログラミングコース(HTML/CSS、PHP、My SQL)
ジーズアカデミーの料金
コース | 料金 |
---|---|
週末集中 | 29万円(入学金5万込み) |
フルタイム総合 | 70万円(入学金10万込み) |
全国開催集中レッスン(96hours) | 98000円 |
全国開催集中レッスン(48hours) | 56000円 |
プログラミングスクールというよりも、専門学校のような充実さで、学費のコスパもかなりいいです。入学審査がありますが、IQかIDEAの2つの好きな方から試験を選べるので数学が得意である必要はありません。
課題の量が多く、かなりハードですが、その分実力もしっかりとつけることもできるので最速でプログラミングを習得したい人におすすめです。
9位 POTEOPAN CAMP(ポテパンキャンプ)
ポテパンキャンプは転職特化型のプログラミングスクールです。
ECサイトの開発がカリキュラムになっているのは、プログラミングスクールではかなり珍しいですね。実用的で興味を持って進められる内容でありながら、受講料金は10万円という低価格で、ポテパン経由で仕事が決まれば全額キャッシュバックになります。
ポテパンキャンプのおすすめポイント
・受講料が低価格&キャッシュバックあり
・正社員にもフリーランスにも転身可能
・ITキャリア専門の転職支援企業の運営だから転職に強い
ポテパンキャンプの受講スタイル
渋谷にある教室、もしくはオンラインでの受講になります。質問はSlack上での対応になります。
週10時間ほど課題に取り組めば3ヶ月間で終わるので、仕事をしながらの受講も可能。毎週土曜日にはレビュー会を行っています。
ポテパンキャンプで学べる言語・内容
Ruby on Rails、MySQL、Solidus、Git、Slack
ポテパンキャンプの料金
100000円
Railsでの学習経験がある方という条件があるため、完全に未経験では無理ですが多少なりともRailsを触ったことがあればポテパンキャンプは候補になると思います。
転職だけでなく、フリーランスの案件も紹介してくれるので、フリーランスになりたい人にもおすすめなプログラミングスクールです。転職支援を行っているプログラミングスクールの多くが30万円〜60万円する中で、10万円というのはもし転職できなかったとしても負担が少ないですし気軽に受講できそうですね。
10位 PyQ(パイキュー)
PyQはPythonというプログラミング言語に特化したオンライン型のプログラミングスクールです。
月額2980円から月額98000円と幅広い4種類のプランが用意されており、自分が必要としているサポートによってプラン選択できます。オンライン型とはいえ、サポートもしっかりとしています。
Pythonは機械学習や人工知能に関する開発をする時によく使う言語なので、それらに興味のある人にはぴったりですね。
PyQのおすすめポイント
・初心者でも分かりやすく機械学習が学べる
・カリキュラムが豊富で実務レベルまで実力がつく
PyQの受講スタイル
オンライン型。プランによりますが、質問はメールやチャットで対応、また、メンターがついてくれたり、課題のレビューサポートもあります。
PyQで学べる言語・内容
Python、Django、pandas
PyQの料金
プラン名 | 料金(1ヶ月) |
---|---|
ライト | 2980円 |
スタンダード | 7980円 |
メンター | 29800円 |
プレミアム | 98000円 |
Pythonに特化したプログラミングスクールは珍しく、2980円から学べるプランがあるのも気軽に学び始めることができていいですね。
実は僕もPyQを受講したことがあるのですが、ECサイトを作る演習やWebAPI、スクレイピングもカリキュラムに含まれているので、かなり実用的な部分まで実力をつけることができました。
カリキュラム一覧も見ることができるので、ぜひ公式ホームページから確認して見てください。
11位 ProEngineer(プロエンジニア)
20代の第2新卒、フリーターをターゲットにした就職支援型のプログラミングスクールです。
魅力は何と言っても完全無料であること。さらに求人数は3000件以上で就職率は96.2%と、ほとんどの人が就職を実現できています。
転職を目的に置いているだけあって、就職サポートも充実しており模擬面接やマナー研修も行っています。ここまで行っているプログラミングスクールは珍しいですね。
ProEngineerのおすすめポイント
・受講料無料&途中でやめても料金がかからない
・資格の取得も可能
ProEngineerの受講スタイル
教室に通学またはSkypeでの受講になります。毎日1時間程度、先輩エンジニアの横について実際の業務の職場体験も経験できます。
ProEngineerで学べる言語・内容
Linux、データベース
ProEngineerの料金
無料
紹介先はサイバーエージェントやLINEなどのベンチャー企業だけでなく、NTTデータグループやKDDIグループなどもあり、自分に合った転職先を見つけることができます。
途中でやめたとしても一切お金がかからないので気軽に受講できますね。まずは見学や無料体験面談をしてみてはいかがでしょうか。
目的で選ぶべきプログラミングスクールは変わる
受講する人の目的次第でどのプログラミングスクールがいいのか変わります。
プログラミングを学んで起業したいのか、転職したいのか、それともなんとなくプログラミングを学んでおきたいのか。
未経験からエンジニアとして転職したいなら少々高いお金を払ってでも、1ヶ月のような短期間ではなく長期間のプログラミングスクールに通うべきです。
起業したいなら、起業家を多く輩出していて、自分の作ったプロダクトをメンターがコードレビューしてくれるようなプログラミングスクールが合っているでしょう。
これらのように各々の目的によって変わるので、プログラミングスクールを選ぶときには金額の大小だけでは選ばないようにしてくださいね。自分にあったプログラミングスクールが見つかることを応援しています。