「プログラミングを学びたいけど何から始めればいいのかわからない」
僕はプログラミング初心者の友人からこのように相談されることがあるんです。
僕自身、大学で情報工学を専攻していてプログラミングの授業があるのですが、大学生になるまでプログラミングはしたことがなかったんですよ。
そんな僕が大学で学んだ経験を元に初学者におすすめの学び方を紹介します。
なぜprocessing→Cの順番で学ぶのがわかりやすいのか
初心者でもCという言語は聞き覚えがあると思います。
しかし、「processing」という言語は聞き覚えがないという人も多いのではないでしょうか?
Processingとは
Processingはオープンソース(無料で利用可)なプログラミング言語で、ビジュアル向けの言語です。
しかし、少ないコード数で動いてくれるのもあり学生などでも使いやすいのが特徴です。
Processingから始めることのメリット
Processingでは図形や線を描くことから始めることで、プログラミングそのものの形というか仕組みが理解できます。
Cは約束事というか決まりみたいなのがあるんですが、Processingにはそれがないのでソフトを起動すると、例えばpoint(1,1);と入力して実行すると簡単に点を描くことができます。
また、コンパイルという動作をして、実行形式のファイルを作成する必要がありません。
つまり、Processingはほぼ最低限の決まり事でやりたいことができるんです。
プログラミング初学者なら最低限のところから始めた方が圧倒的に楽ですからね。
Processingを学ぶのにおすすめの本
このProcessingではじめるプログラミングという本がおすすめですね。
これは僕も大学で教科書として使ったのですが、Processing開発環境の導入のことからProcessingの基本、応用的な使い方のことまで初心者にもわかりやすく書いてあります。
この本に書いてあることに沿ってやっていけばProcessingは大体使いこなせるようになるでしょう。
Cを学ぶのにおすすめの本
これも僕が大学で教科書で使っていた本です。
その名の通り、やさしくC言語のことが書いてあります。
こちらも開発環境の導入のことからC言語の各項目に関する解説と問題があるので、読みながら理解して解いていくとかなり力がつきます。
プログラミングは量をこなすことが大事
プログラミングの勉強を始めたからすぐにプログラムが組めるようになったりはしません。
とにかくコードを書く、量をこなすことで身についてくるんです。
僕も大学の授業でかなりの講義と演習をこなしてようやく理解できましたが、やはりCになると難しい部分があります。
Processingからこなしたとしても壁にはぶち当たるかもしれませんが根気強くやってみてください。