夏になると全国で開催される夏フェス。フェスの数も年々増え続けていて、夏のレジャーの一つとして恒例なものになりつつあります。
そんな夏フェスですが、初めて行く場合どんな服装、持ち物でいけばいいか迷う方も多いのではないでしょうか。実際に雑誌やインターネット上には、本当のフェスを知らずに書いているだろうなと思う記事や情報で溢れています。
そこでフェスに年5回以上は必ず行く僕が、騒ぐのか、大人見するのかなどの楽しみ方のタイプ別にどんな持ち物や服装が適しているのかを詳しく解説していきます!
知っておきたい夏フェスで気をつけるべきポイント
急な天候の変化がある
特に山間部で行われるフェスでは、雨が降るなどの急な天候変化が起きることも少なくありません。そのため雨合羽などの雨具や着替えの準備は必須。
フェス会場の地面は土や芝生であることがほとんどなので、雨が降った時には足元が悪くなることもあります。靴が泥で汚れるのがいやであれば、長靴などの耐水性のある靴を履いて行くといいでしょう。
熱中症対策は万全に
夏フェスの一番の大敵は日差しと暑さ。基本的にフェス会場には日陰がほとんどないことが多いため、喉を潤すだけでなく体を冷やすことも可能な凍ったペットボトルを持って行くなどの対策が必要です。また、お酒は水分補給にはならないので、必ず水やスポーツドリンクを飲むようにしてくださいね。
体力の消耗も激しいので、ご飯もしっかりと食べるようにしましょう。フェス会場では食べ物も充実しているので、それもフェスの一つの醍醐味です。
携帯電話の電波が入らないことも
夏フェス会場は人口密度が高いため、携帯電話の電波が圏外なんてこともよくあります。一緒に来た仲間とはぐれてしまった時にLINEなどのSNSで連絡を取ることができない可能性があるので、事前に仲間同士で迷った時の集合場所を決めておいたり、携帯電話番号を教えあっておくといいでしょう。電波は圏外でも携帯電話の通話であれば通じることがあります。
夏フェスの楽しみ方別に持ち物や服装を解説
フェスに必ず持って行くべきもの
フェスに必ず持って行くべきものを紹介します。
着替え
汗や天候不良による雨などで濡れるのでTシャツや下着の着替えは必須。天候に関わらず靴も汚れやすいので、余裕があれば持って行くとなお良し。
タオル
汗を拭くためにも、ライブ中に回すためにも必要。どのアーティストもバンドタオルを物販に売っているので、自分の好きなアーティストのものを購入、もしくは持って行くのがベターです。
飲み物
凍らせた飲み物を持って行くと、飲む頃には暑さで溶けて冷たいものを飲めるのでおすすめ。ペットボトルドリンクは会場にも売っていますが、割高なことを考えるとクーラーボックスなどに入れて数本持ち込むのが賢いですね。
日焼け止め
日差しが強く、長時間にわたって太陽の光を浴びることになるので日焼け対策は必須。日焼け止めを塗っても赤くなるくらいにフェスは焼けるので、こまめに塗り直すようにしましょう。
持って行くと便利なもの
帽子
熱中症や日焼けの対策になります。動き回った際に脱げて紛失してしまうことも多いので、顎にかける紐付きタイプのものがおすすめです。
虫除けスプレー
特に山間部であるフェスだと蚊などの害虫が多いので虫除けスプレーを持っておくと安心。
モバイルバッテリー
携帯の電波が悪いことが多いフェスでは、携帯が電波をキャッチしようと必死になるのでバッテリーの減りが早くなりがち。また、一緒に行った仲間とはぐれた時の連絡手段としてもスマホは欠かせないので、バッテリー切れが起きないようにモバイルバッテリーを持っておくと心強いです。
ペットボトルホルダー
手ぶらでフェスを楽しみたくても飲み物は持ち歩かなければいけないですよね。そんな時にベットボトルホルダーが活躍します。100円ショップやアーティストによってはグッズ化して物販で売っているので、一つ持っておくと便利です。
ウエストポーチ・ショルダーバッグ
リュックのような大きく幅を取るものを背負って、ステージ前方に行くとスペースを取るので周りの人にも迷惑がかかります。スマホや財布をポケットに入れていたがために紛失することもありますし、チャック付きのウエストポーチ・ショルダーバッグは重宝します。
雨具
急な天候の変化で雨が降ってきた時には雨合羽やポンチョがあると便利です。傘は会場内で差すと迷惑になるのでやめましょう。
タイプ別に考えるおすすめの服装
2つのタイプに分けて服装を解説します。
1. ガンガン騒ぐタイプ
- Tシャツ
- ディッキなどの短パン(+タイツ)
- スニーカー
この3つが王道。
ディッキとはライブ好きな人がこぞって履いているカラフルな短パンです。生地が丈夫なので動き回るライブにもってこいですし、一つ持っていると長く使えます。
Tシャツは好きなバンドのTシャツを着ている人がほとんどですが、一部には好きなスポーツチームのユニフォームなどを着ている人などもいます。
騒いだり、他人に踏まれた際に脱げないように紐付きのスニーカーは必須。フェス当日はかなり歩くので軽くて履き心地のいいものを選びましょう。
この場合、リュックなどの大きく幅を取るものは会場のクローク(1000円程度)に預けて、身軽な状態で行くと良いでしょう。
2. 大人見で楽しむタイプ
ステージから離れた場所から見る、いわゆる「大人見」しながらフェスを楽しむなら以下のような服装もありですね。
- Tシャツやパーカー
- 短パン
- サンダル
やめておくべき服装
女性はスカートやヒールついた靴は避けて、髪は結んで楽しみましょう。ヒールは足を踏まれた時に痛いですし、髪はライブ中の人混みだと顔に当たって周りの人に迷惑になります。
フェスで過度におしゃれさを演出する必要はないので、機能性を重視した格好をしていくようにしましょうね。
夏フェスは事前準備が大切
当日になって忘れ物に気づいても、会場はもちろんのこと、都市型のフェスでなければ周辺で買い揃えることも難しいです。だからこそ、フェスに行く前には持ち物は入念にチェックと準備をしておきましょう。
あとは、意外と忘れやすいのがフェスのチケット。家を出る前にはチケットを持ったか必ず確認してくださいね。
しっかりと準備をして非日常的なフェスの時間を過ごして来てください!