今や資金調達の手段としてポピュラーになりつつあるクラウドファンディングですが、国内でも有数のクラウドファンディングサービスを提供するCAMPFIRE社がpolca(ポルカ)という「フレンドファンディング」アプリをリリースしました。
実際に僕も使ってみたので、polcaとは一体どのようなものなのか、使い方についても紹介していきます。
polcaとは
polcaは「身近な友だち同士ではじめる、フレンドファンディングアプリ」というキャッチコピーを掲げているように、友だちからの金銭的支援のプラットフォームを提供しているアプリです。
クラウドファンディングの”クラウド”、つまり”群衆”からの資金調達ではなく、もっと身近なフレンドから資金調達ができるのがpolcaです。目標金額は300円から100000円、支援者へのお返しも1通りのみなので企画しやすいですし、支援金額も300円から設定できるので、クラウドファンディングより気軽に支援してもらうことができます。
polcaの使い方
polcaのリリース初日に早速企画を公開してみて学んだ使い方について解説していきます。
Webからサービスを使うことはできないので事前にアプリをインストールしておいてください。
polcaの登録方法と企画する方法
まずはpolcaに登録しましょう。登録には電話番号が必要。
その電話番号宛にSMSで送られてくる6桁のコードを入力します。
次に、好きなユーザ名を入力し、登録は完了です。
[プロフィールの編集]から表示されるニックネームとアイコン画像を変更できます。[企画をはじめる]もしくは右下の+マークから企画を作成することができます。
こんな感じで企画を文章と画像(任意)でアピールします。この際に目標金額も設定します。
一人あたりの支援金額(¥300~¥30000)とお返しを決めます。支援金額は気軽に支援しやすいワンコインに収まる金額がおすすめ。お返しは必ず設定しなければいけません。
最後に支払完了後に表示されるメッセージを設定が完了すると企画が公開されます。
お返しにはSNSでのPRを設定するのがおすすめ
お返しにどんなことを設定するかは悩むところだと思いますが、SNSにある程度のフォロワーがいれば、そこでのPRをお返しにするのが支援者にとっても企画者にとってもメリットがあります。SNSでのPRには経費がかからないので、設定した一人当たりの支援金額が少額ならモノや時間をプレゼントするよりもいいですよね。
polcaでの支援のやり方
次に、支援者として誰かの企画に支援する方法です。
支援したい企画のページに行きます。この際、自動的に”ウォッチ”登録されるので、その企画の推移を確認できるようになります。
支援ボタンを押して、支払い方法を編集します。支払いはクレジットカードのみ。デビットカードも使えます。
これからはpolcaで狭いコミュニティでの資金調達が加速する
これまで個人への支援手段としてはAmazonのウィッシュリストで欲しいものリストを公開してもらうやり方や、最近ではVALUもその役割を担いつつありましたが、
②目標金額
③お返し
この3つが必須なpolcaは支援する人にとっても、支援しやすい仕組みになっています。
拡散手段もSNS中心になるので、クラウドファンディングより狭いコミュニティで使われるサービスになるでしょうし、審査もないので1分もあれば簡単に企画を公開できるので企画者としても使いやすいですね。
これから個人の資金調達のツールとしてpolcaは外せないものになりそうです。